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Express5800/GT110b のマザーを S70の筺体へ

 GT110bの最大の難点は、筺体が小さくなったため長尺のグラフィックカードが増設できないことでしょう。
Express5800/GT110bを暫定運用していましたが、デスクトップ PCとしても運用できそうなので、Express5800/S70の筺体に入れることにしました。(核爆)
 余ったS70のマザーは、保守部品として保管する方向で。(^ ^;;

●マザーボードの交換

 GT110b (Gigabyte GA6-FASV)、S70 (MSI MS-9657) どちらのマザーボードも Micro ATXなので入れ替え自体は、何ら問題ありません。
 ただし、GT110bからマザーボードを取り出すには、HDD籠と排気ファンを外す必要があります。なお、どちらのマザーボードも CPUクーラーについては特に外す必要はありません。

 ここで、問題になるのが、電源スイッチと電源、HDDアクセスの LEDです。GT110bと S70では、これらを接続するコネクタの形状と長さが異なります。両者のマザーボード上の端子の位置が違うのでコネクタを変換しても、長さが足りません。これを回避するには、GT110bの筺体から電源スイッチとインジケータの LEDを外して S70の筺体の物と交換します。
 GT110bのケーブルは、なぜか必要以上に長いので流用可能です。外すときの注意点は、LED固定用の爪が折れやすい点です。(^ ^)b

 S70筺体の電源ケーブルとフロント部の USB端子は、そのまま流用できますが、HDD籠のすぐ後ろに電源ケーブルを繋ぐことになるので、CPUクーラと挟まれこの辺りがかなり窮屈になります。よって、HDDに接続する SATAケーブルは、GT110b付属の L字型ケーブルを流用することになります。

●筺体ファンの接続

 最後に筺体ファンですが、S70の筺体ファンは、前面吸気用、HDD冷却用、背面排気用 x2の 4個あって何処に繋ぐかが悩みどころです。(^ ^;;
 結論から言うと、GT110bマザーボード上の排気用ファンコネクタ (シルク表示 FAN2) と吸気用ファンコネクタ (FAN4) にケーブルを分岐して 2個ずつ繋ぐのがベストでしょう。

 使用するケーブルは、Ainexの WA-095等の PWMコントロールの信号線も分岐されているケーブルです。
GT110bでは、ファンの回転を PWMでコントロールします。電圧ではありませんので、この線がファンに繋がっていないと全開で回ります。
 ファンをコントロールする場合、「Speedfan」が使用可能ですが、FAN3, FAN5のコネクタに接続したファンはコントロールできません

●長尺のグラフィックカードを取り付ける

 筺体を入れ替えることで、PCI Express x16スロットに長尺のグラフィックカードを取り付けることができます。
ただし、スロットのコネクタ部分にカードエッジをロックするストッパーが無いのでカードの固定について要注意です。S70の筺体は、カードをネジではなく金具で押さえて固定する方式なので、筺体を動かすと外れる可能性があります。
 また、マザーボード上の SATAコネクタが、カードの後ろと重なるので、グラフィックカードによっては、SATAケーブルの接続に工夫が必要になります。

 S70の筺体 with GT110bのマザー
 ↑マザーボード入れ替え完了後 (HDDと CPUクーラーの間が窮屈)

 マザーボードを入れ替え、マシンを稼働させると…。
ファンの騒音に悩まされることになります。(^ ^;;

●Windows XP Pro SP3のインストール

 S70につないであった Windows XP Pro SP3インストール済み HDDを新しい HDDにコピー (コピー元はバックアップとして保管) しそのまま繋ぎ換えて電源を入れると Windows XPが起ちあがります。今回はマザーボードを入れ替えているので、ライセンスの再認証が必要になります。再認証を促するメッセージが出ますが、まずは、システムが正常に起動することを確認すること最優先し、問題無くなった時点で再認証しましょう。
 初めに再認証してしまうと、システムが正常に起動できなかった場合、再インストールした時に面倒なことになります。

●Windows XP Pro SP3運用上のポイント

 Windows XP Pro SP3をインストールした場合、チップセット (i3420) と、内蔵グラフィック (Volari z9s)、LAN (i82574L) のドライバは、別途用意する必要があります。Volari z9sのドライバは、XGiが SiSに統合されてサイトが無くなってます。Gigabyteの GA6-FASV1および GA6-FASV2の製品情報からダウンロードして流用できます。
 Windows XPで運用する場合は、Hyper Threading Technologyは、BIOSで「無効」にした方がパフォーマンスが向上します
 また、「HWinfo32」等のソフトで CPUの動作クロックが常に 3.46GHzになっているときは、コントロールパネルの「電源オプション」を確認してください。
「電源設定」タブの「電源設定」を「最小の電源管理」にすると負荷が少ないときにクロックが下がります。

 ちなみに、Windows XPでは増設したグラフィックカードと内蔵グラフィック機能が両立し、デュアルモニタで運用できます。(^ ^)b

●「Speedfan」でファンをコントロール

 ファンの回転速度については、「HWinfo32」等のソフトで確認すると、
CPUファン 約 1,400rpm (CoolerMaster Hyper TX3)
背面ファン 約 250rpm
前面ファン 約 2,800rpm
となっていました。
 この状態では、ファンの騒音もそうですが吸気が強く、排気が弱い状態なのでエアフローに若干問題があります。S70の場合は、前面、背面ファン共に通常は約 1,400rpmです。

 先述の通りGT110b (GA6-FASV) Windows系OSでは、「Speedfan」で ADT7490で制御しているファンをコントロールできます。
「Speedfan」の表示では FAN1: CPU、FAN2: 背面、FAN3: 前面、です。

「Speedfan」設定の方法は次の通り。GT110bでは、後述の不具合があるので極力手早く設定しましょう。(^ ^)b

●日本語表示に換える

「Readings」タブの「Configure」ボタンを押す。
「Option」タブをクリック、「Language」のリストから「Japanese」を選択し、「OK」ボタンをクリック。

●ファンコントロールの設定

「システムモニター」タブの「設定」ボタンを押す。
「温度」タブをクリック、「チップ」のリストから「ADT7940 at $2E on Intel SMBus」を選択する。
「Property」欄の「PWM1 mode」CPUファン、「PWM2 mode」背面ファン、「PWM3 mode」前面ファンに対応しています。
ここで変更したいのは、背面ファンと前面ファンなので、
「PWM2 mode」をクリック。「設定値」リストから「Manually contoroled」を選択し、隣の「記憶する」チェックボックスにチェックを入れる。
「PWM3 mode」も同様に設定後、「はい」ボタンを押して反映させます。
するとファンの回転を「システムモニター」タブの「Speed05」、「Speed06」で設定できるようになります。

 GT110bで Speedfan設定画面の例

 当方のマシンでは、設定後のデフォルト値は、37%、37%、41%でした。なお、この設定値は、記憶されません。OSを再起動するたび、デフォルト値に戻ります。スリープや休止をした場合どうなるかわかりませんが、このマシンではもともと使わない方が無難です。

 結果として、ファンの回転速度は、
CPUファン 約 1,400rpm (CoolerMaster Hyper TX3)
背面ファン 約 1,800rpm
前面ファン 約 1,850rpm
となり、だいぶ静かになりました。(^-^)

●GT110b + Windows XPでは不具合発生

 ところが、GT110bでは、このソフトを立ち上げたまま (最小化しても同様) 5分程度経過すると「Speedfan」がフリーズし OSの動作が不安定になり、電源ボタンでシャットダウンすることになります。(^ ^;; ですが、一度起動して設定してしまえば、ソフトを終了しても回転数は維持されます。
 自分は、WSHでスクリプトを作り、OS起動時に「Speedfan」を起動させ、「Speedfan」での設定が終わるタイミング (ソフト起動から約 1分後) に終了させるようにしています。今のところ、十数回程度再起動を繰り返していますが、不具合はないようです。

●最後に

 というわけで、やはり一筋縄ではいきませんでした。(^ ^;;
交換自体はできたのでしばらくこれで運用するつもりです。
 素直に、ファンコントローラを使えば良いのですが、5インチベイが空いてないのと、調整つまみが出っ張っていて蓋が閉まらなくなる、そこそこ値が張るという点で見送りました。でなければ、12V電源を別にとって CPUファンのコネクタから PWMコントロール線を 5分岐して、マザーボードに回転センサの線だけ繋ぐことにするかでしょうか。ケーブルを作るのが面倒だな。(^ ^;;

 GT110bのマザーボードを大きな筺体に入れ替えるには、GT110aや、110Geの筺体の方がむしろ向いているかもしれません。S70の筺体に合うのは、S70タイプ RBのマザーボードでしょうか。ただ、どちらもファンコントロールが別に必要になると思います。

 今度は、Express5800/GT110bの PCIバススロット増設実験をしてみますよ。えぇ。(^ ^;;

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