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マウリッツハイス美術館展へ Go!

 先日、母と上野の東京都美術館「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」へ行って参りました。

 平日ですがお盆休みという事もあり、結構な人出でした。チケットの購入自体は待ちませんが、混雑の状況よって入場制限が行われます。この日は入場までに 30分程度待ちました。一応、待ち時間 40分程度までなら屋内で待つ事が出来るようです。館内でも案内がありますが、冷水器があるのでお年寄りは特に水分を取っておいた方が良いです。BS日テレ「ぶらぶら美術館」等で取り上げられているのでその影響も有るでしょう。

 例によって、事前に荷物はロッカーに放りこんで置きます。ただし、貴重品は必ず持っておきましょう。
マウリッツハイス美術館展のミュージアムショップで買い物ができません。

 入口では、音声ガイドの他、子供向けに夏休みの宿題支援という事でお絵描きボードの貸し出しが行われています。展示室は、ジャンルごとに、美術館の歴史、風景画、歴史が、肖像画、静物画、風俗画の六つのパートに分かれています。フロアは 3フロアあり、エスカレータが登りのみとなっているので、基本的にはフロアが変わると前のフロアには戻れないと思った方が良いです。
 照明はやや暗めなので印刷資料や、テレビで見るよりも作品全体として淡い色調に見えます。ただ、作品の表面に光が反射して見にくくなる事は有りません。場内の雰囲気は人が多すぎですが、休憩用の椅子があるところは別として、全体的に静かに観賞できました。
 見終わる時間は、見たいものだけ見れば 30分から 1時間。一から列に並んで全て見ると 1時間半以上はかかると思います。

 例によって展示室入口から列が出来ていますが、列に並ばずフロアを見回してみたいものだけ見ていきます。入口では、マウリッツの胸像が出迎えてくれます。肩口が象になっているのが面白いですね。1~ 2m程度距離を取って絵を見たいところですが、列があるので頭越しになりますがやむを得ないでしょう。
 自分は、今回は風景画がメインです。テレビで見たとき、ヤン・ファン・ホーイエン作の「ホーホエルテン近郊のライン川の眺望」が雲の感じがなかなか良かったのですが、実物はそうでも無かったなぁ。
 ヤーコブ・ファン・ライスダール作「漂泊場のあるハーレムの情景」は雲のリアルさ、地上の光と影のコントラストの差が絶妙で良かったです。小さい飛ぶ鳥も描いて有ります。自分も空を描くとついつい鳥を描きたくなるもんですが、下手な人間が描くと浮いてしまって変な絵になりますが、そうならない処が流石ですなぁ。(^ ^;;
 風景画は 8点ですが、どれもメリハリが有って良かったです。気に入りました。しかし、一体どうすればああいう風に描けるんだ。遠景だからと言ってぼかして描くとボケすぎるし、はっきり描くと浮くし…。

 歴史画ですが、アタシは歴史画はあまり好きじゃないんだな。宗教画とかを見ても信者でもないし歴史背景が分からないからいまいち好きになれない。
 さてそれは置いといて、入って二点目にベーテル・パウル・ルーベンス作「聖母被昇天 (下絵)」があります。ルーベンスと言えば、フランダースのアレですね。(^ ^)b
こちらは下絵ですが、下絵だけに本人が全て描いた物となっています。商業誌の漫画もそうですが、大作になると作家一人では描ききれません。弟子 (アシスタント) が手伝うので、作品としては作家の物ですが、厳密にいえば完全に自筆で描いたと云うものではありません。
 一方、本番用の下絵は作家自身が自筆で描いたものとなります。なので、必見の価値あり。(^ ^)b BS日テレの受け売りですが。
 ここからフロアが変わるので、気に入った絵を良く見ておきましょう。アタシは、風景画とその他を何度も往復しましたよ。

 エスカレータで登って 1Fへ、いよいよ、今回の目玉ヨハネス・フェルメール作の「真珠の耳飾りの少女」とご対面となる訳ですが、ここで注意が有ります。絵を近く (恐らく 1m以内) で見る場合は、入って左の列に並ぶ必要があります。右に進めば並ばずに見る事が出来ますが、頭越しに見る事になります。並んで近くで見る場合では、混雑時は立ち止まってじっくり見る事はできません。大体見る時間は数秒という感じです。
 自分は、並ばずに頭越しに見ました。この絵は小さい絵ですが、見られないほどではありません。むしろ距離的にはちょうど良く感じました。じっくり見たい場合は、並ばずに見ても良いと思います。なので、初めに右へ進んでじっくり見て、物足りないようであれば入口に戻って並ぶと良いでしょう。(^ ~)b

 次は、2Fです。静物画では、グラスの透明感、金属の光沢を見るのが好きですが、ひときわ異彩を放つのがピーテル・クラースゾーン作「ヴァニタスの静物」でしょう。髑髏です。後は、カレル・ファブリティウス作の「ごしきひわ」の小鳥も気になりました。鳥好きですから。写真で見ると赤い色が良く分かるのですが、実物だと照明のせいか若干くすんで見えました。
 静物画は、やや退屈な印象を受けるもの (※個人の感想です) ですが、全 7点ある静物画の作品は、バランスが良いですね。
 ラストは、風俗画。自分としてはあまり興味のない分野でしたが、ニコラース・マース作「レースを編む老女」がいいですね。背景の暗さに対し老女が明るくコントラストの対比がたまりません。午後のまったりした時間の流れを感じさせます。せかせかする現代社会で暮らしている見としてはこの様な絵を見ると解放され癒しを感じます。
 最後に気になったのがは、ピーテル・デ・ホーホ作「デルフトの中庭」これねぇ。なんだか惹かれるんですね。人物の配置が絶妙なのかなぁ。自分としてはヒットです。左端の墨つぼを持った女の子がいい味出してるんですね。可愛いかどうかは別にして。どう良いかというと説明が難しいのですが、彼女がそこに居ないと何かつまらない絵になってしまう気がする。構図の妙というのかなぁ。いろいろと考えさせる絵という事で面白いです。今回はこの絵をお買い上げかなぁ。(^ ^;;

 今回のマウリッツハイス美術館展は、作品点数は48点と少なめですが、良い作品をうまくまとめた非常に濃い内容となっています。自分としては、4, 5点気に入った作品に出合えたので満足いく物でした。

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(2012/06/29)
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細々と CG、イラストを描いています。NEC製パソコン PC-98、PC98-NXに特化したパワーアップのノウハウと自作イラストの公開がメインのサイト「第三研究所」の管理人です。サイトでは PCパーツのフリーマーケットと修理・保守サービスもやってます。

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